いっしょ家つうしん 2018年11月10日号

一日毎に深まる紅葉が目に鮮やかに映ります。みなさん、お元気ですか?今年も残り僅か、一年の報告の季節となりました。今年の干し柿は本格派、お年寄りが見事な手さばきで藁を編み、軒下に吊るしました。そろそろ食べ頃かな〜

富山・共生地域福祉フォーラムに参加しました!

将馬くん

10月21日、スタッフ6人、利用者代表の将馬くんで、富山へ、共生地域福祉フォーラムに行って来ました。オープニングは、「祝・富山ケアネットワーク20周年 富山型コレクション!」富山型事業所の当事者が開所年順に、次々登場します。将馬くんは、今秋、福井開催の国体・障スポ大会の水泳競技に出場、得意の平泳ぎとメドレーリレーで、銀メダルをゲットしたばかり! 10周年のいっしょ家代表として参加しました。2つのメダルを胸に、堂々の大会報告と今後の目標を語り、満場のお客さんから、割れんばかりの温かい拍手をもらいました。毎日のトレーニングに真剣に取り組んできた将馬くん、本当によかったね。会場を大いに盛り上げてくれてありがとう!(写真は福井新聞2018/10/12より)
続くこの日のプログラムは、「祝・このゆびとーまれ25周年」パネルディスカッション「今、わが町に求めるもの」鼎談「日本の福祉の未来とは」。惣万さんたちが「このゆびとーまれ」を始めてからずっと温め続けてきた、人と人とのつながり、そして福祉の今後を、深く考える内容でした。キーワードはまさに「共生」、障がいがある子もない子も、ともに学ぶインクルーシブ教育、多様性を認め合える社会、老いて認知症になっても、暮らし続けることができる地域、お互いさまがあたりまえの暮らし・・・私たちの目指す未来に、いっしょ家もともにがんばろう!小さな貢献を続けていきたいと思います。

11月25日(日)13時〜 総会を開催します!

「富山型デイサービス」の制度化というべき「共生型」がこの4月から全国的に導入されました。いっしょ家もようやく10月より、障がい福祉サービスをこれまでの「基準該当」から「共生型」に転換し、12期目のスタートを切りました。開所から10年が過ぎ、人も建物も老朽化が進み、現在リフォームを検討中です。この一年を振り返り、また、これからの10年を考える総会を、11/25に開催します。どなたでも参加できます。NPO法人の会員さんは、欠席の場合、巻末の委任状をお出しください。よろしくお願いします。

豪雪、猛暑、台風!

いっしょ家スキー場

2月の大雪。出勤もままならず、いっしょ家に辿り着いても敷地に入れず、あげく車をぶつけ、道が危険すぎて利用者さんを迎えにも行けず・・・。降雪がひと息ついたと思いきや、ガレージの太い梁がへし折れ、建物全体が歪んだ全損状態に!屋根が落ちないようにと、会員さんらがボランティアに駆け付け、雪降ろしに汗を流してくださいました。おかげさまで、つぶれる前に中身を取り出し、業者に解体してもらえました。連日除雪に協力してくださったり、軽トラで雪捨てを何往復もしてくださったり、駐車スペースを貸してくださったり、たくさんのお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。雪はもうたくさん。でも、降ろした屋根雪でスロープを作り、いっしょ家スキー場をオープン!子どもたちと一緒にお年寄りもソリ遊びが楽しめたのは、この冬ならでは、でした。
そして、熱中症との闘いだった夏。梅雨時期から体調不良者が続出、猛暑続きで、ふだんは元気な利用者さんまで休みがちに。いっしょ家のビニールプールは熱々風呂状態、学校のプール開放も時短。屋内型の家久スポーツ公園プールには、例年にも増して、並々ならぬお世話になりましたm(__)m
9月は台風。暴風雨の時間帯を避け、半日営業や休業に。いつになく自然災害のためお休みが多い年でした。夜間、洪水警報で避難指示が出て、川沿いの住宅に住むお年寄りを避難所の小学校に連れて行ったこともありました。いっしょ家の運営推進会議で町内会長さんや民生委員さんから、災害時の避難場所を聞いていて、迷わず行動できたのです。その避難所には、いっしょ家へ研修に来たことのある市職員さんが詰めておられ、数年ぶりの再会に安心したと同時に、市民のために働く職員さんたちに感謝の思いを深くしました。全国各地で様々な災害に直面し、いまだに不自由な暮らしを余儀なくされている被災者の方も多い中、いっしょ家は大過なく一年を送ることができました。こうして、多くの方に支えられていっしょ家があるのだと、あらためて感じる今日この頃です。

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