いっしょ家つうしん 2015年10月20日号

猛暑から一転、長雨低温続き、各地の災害のニュースが痛ましい秋でした…。ようやく広がった秋晴れの下、菊人形見物、いっしょ家ファームのさつま芋掘り、紅葉狩り…と、実りの秋を満喫する今日この頃。振り返れば、あっという間の一年、ご無沙汰していてすみません。みなさん、お元気でお過ごしですか?いつもお世話になり、本当にありがとうございます<(_ _)>

惣万さんがナイチンゲール記章を受賞!

 富山型デイサービスの生みの親、惣万佳代子さんが、フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞しました。看護界のノーベル賞と称されるこの賞を、介護分野の看護師が受賞するのは、初めてとのこと。惣万さんが同僚ナースの西村さんらとともに赤十字病院をやめ、「畳の上で死にたい」という患者さんの声を胸に、年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが必要な時必要なだけ利用できる「このゆびとーまれ」を創設して22年。8月5日の授与式では、皇后さまから「長い間、ご苦労様でした」とのお言葉をいただいたそうです。8月21日、富山で開催されたお祝の会には、富山県知事はじめ400人ものお客さんが大集合。富山ケアネットの大行進「365歩のマーチ」、「このゆび」スタッフの獅子舞で大盛り上がり。惣万さんの人柄そのもの、富山型らしい、笑いに包まれ賑やかであったかいお祝い。富山型のみんながもらった賞、との惣万さんの弁でした。

11月30日(月)10時〜 総会を開催します!

おかげさまで、デイサービスいっしょ家は6月でオープン7周年!鯛の尾頭付きと手作りのお赤飯の祝膳を囲み、今年も元気でこの日を迎えられる幸せを分かち合いました。昨年と比べ、お年寄りの顔ぶれはさらに減り、子どもたちのニーズは増える一方。支援学校の卒業生も、いっしょ家は卒業することなく、週末には元気な姿をみせてくれており、障害福祉分野のシェアがますます増加。この4月の介護保険改定で、いっしょ家のような「小規模通所介護」は、報酬が引き下げられ、来年度には新設の市指定「地域密着通所介護」に移行する予定です。介護福祉行政の迷走に翻弄され続け、事業が継続できるか、不安がいっぱい。でも、必要とされる限りは走り続けたい。現状を見定め、歩を進めるための総会、参加をお待ちしています。今回は、11/28(土)29(日)「地域共生ホーム全国セミナーin富山」出席のため、総会は11/30(月)となります。あしからず。

福井県まごころ基金事業「いっしょにあーと」大盛況!!

6月6日、いっしょ家7周年企画「いっしょにあーと」を開催しました。長年放ったらかしだったガレージを片付け、大きなロール紙を広げ、それぞれ好きな絵具で、刷毛やローラー、手足までも自由に使った、思い思いの表現活動を、だれもが参加できるかたちで、提供しました。ディレクターは、福井大学大学院の服部くん。3年前の夏休みに実習に来て以来、ボランティアを続けてくれている美術教育専攻の学生さんです。とってもステキなチラシもデザインしてくれました。これをご近所、吉野小学校、国高小学校、南越特別支援学校、家久保育園、ひかり幼稚園等に配布。 お客さんがどれくらい来てくれるのか、まったく予想もつかぬまま、迎えた当日。好天にも恵まれ、引きも切らぬ参加者は、利用者さんはじめ、兄弟姉妹や両親、地域の子どもたち、支援学校や支援学級の児童生徒さん、「デイサービス ふぅ」からもスタッフさんが子どもたちを連れて来てくれました。対するボランティアスタッフは、おなじみの顔、お久しぶりの人、初めての方、利用者さんのお兄ちゃん(小6)まで、用具洗いや水運び等、大忙しの大活躍!本当にありがとうございました。なんと80名を上回る大勢の方が、「いっしょにあーと」してくれて、たくさんの美術作品が生まれました。殺風景だったガレージを飾ると、後日まで、お年寄りやご近所の方が三々五々見に寄って、感心しきりでした。作品だけでなく、からだ中を色とりどりにして、全身で美術表現してくれた子どもたち、付き添いのはずがつい夢中になっていたお父さんお母さん、お手伝いに四苦八苦だったいっしょ家スタッフやボランティアさん、駐車場を快く提供してくださったご近所さん、みなさん、本当にありがとう!何もかもが、想像以上にすごかった!楽しかった〜!! 翌月、申請していた福井県まごころ基金より、72,000円の給付を受け、材料費等を賄うことができました。重ねて、お礼申し上げます。また、いつか…できるといい、かな?? いっしょにあーとの様子はweb

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